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診療案内

初診の方へ

当院は、女性特有の疾患や症状、お悩みに幅広く対応しております。女性に起こる疾患や不調には個人差が大きく、デリケートなお悩みも少なくありません。どの診療科を受診したらいいのか分からない、産婦人科を受診していいのか迷う場合も、お気軽にご相談ください。

ご予約について

ご来院の際には、事前にWEB予約か電話予約をお願いしております。
WEB予約は24時間可能ですが、電話予約の場合には診療時間内にお電話ください。なお、当日予約にも対応しています。

診察時にご持参頂くもの

健康保険証

初診時、再診時も月初めには必ず健康保険証をお持ちください。
お忘れの場合には、全額自己負担となりますのでご注意ください。
※オンライン資格確認の導入を進めているところではありますが、2024年4月時点ではまだ設置できておりません。マイナンバーカードによる受付ができませんのでご了承ください。

お薬手帳

現在、処方されている薬がある場合には、お薬手帳をお持ちください。薬そのものをお持ち頂いても問題ありません。

久しぶりに来院される方へ

その月に初めて受診される際には、必ず健康保険証をお持ちください。
最初のご来院から3か月以上経過している場合、初診料が発生します。
健康保険証のご提示がない場合、全額自己負担になります。
転職・引っ越しなどで健康保険の変更があった場合には、必ず受付にお伝えください。

初診の流れ

Step1受付

予約時間の少し前にご来院頂き、受付に健康保険証をお出しください。
紹介状、お薬手帳、健診・検診の結果などがありましたら、そちらもお出しください。

Step2待合室

ご案内まで待合室でお待ちください。
なお、緊急の処置・治療が必要な患者様がいる場合、順番が前後する可能性がありますことをあらかじめご了承ください。

Step3診察

呼ばれましたら診察室へお入りください。
医師が症状やお悩みについて丁寧に伺っていきます。疑われる疾患や必要な検査、治療内容などについて分かりやすくご説明し、患者様のお考えを伺いながら患者様に合った治療方針をご提案しています。気になることがありましたら些細な内容でも遠慮せずにご質問ください。

Step4お会計

お会計の準備が整うまで、待合室で少しお待ちください。
お会計時には、診療明細書・領収書をお渡ししています。薬の処方がある場合は処方箋をお渡しします。

診療内容

妊婦健診

当院では、初期から32週頃までの妊婦健診に対応しており、4Dエコー検査を導入しています。近隣の施設で分娩予定の場合も、連携が可能であれば当院で妊婦健診を受けられます。
里帰り出産の予定がある場合には、総合病院や周産期センターを1度受診してカルテを作成してもらうか、登録のための用紙をお渡しし、夜間や休日の救急受診に対応できるようにして頂いています。
妊娠中期には、胎児スクリーニングの超音波(エコー)検査も可能です。
なお、持病がある・多胎妊娠など、妊娠・出産にリスクがある場合には、周産期センターへの紹介状をお渡ししています。

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近隣のセミオープン連携施設一覧

  • 聖路加国際病院
  • 東京大学医学部付属病院
  • 愛育病院
  • 昭和大学江東豊洲病院
  • 虎の門病院
  • 順天堂医院
  • 慈恵会医科大学付属病院

上記以外でも、分娩予定の病院から許可を受ければ当院でセミオープンの妊婦健診を受けられます。

不育症検査

不育症は、2回以上連続した流産・死産を経験した場合等に診断されます。血液検査などで、原因を検索します。

がん検診(子宮・卵巣)

子宮頚がん検診は症状がない方も定期的に受けることが重要です。20歳以上になったら子宮がん検診をうけることをおすすめします。当院では、中央区の子宮がん検診を受けられます。
検診で精密検査が必要になった際のコルポスコピー検査にも対応しています。
なお、不正出血をはじめ、何らかの症状がある場合には、子宮体がんの検査が推奨されます。下腹部の膨満感や痛みがある場合は卵巣がんも疑われ、その際には超音波(エコー)検査が有効です。症状がある場合、こうした検査は保険適用で受けられます。

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月経異常

生理が来ない、生理痛が重い、出血量が多い、生理前に体調が悪くなる、不正出血があるといった生理に関係した異常やお悩みがありましたらお気軽にご相談ください。保険適用の血液検査・超音波(エコー)検査、内診などで丁寧に診察しています。

不妊症

排卵の有無やホルモンレベルを確認し、卵管通水検査などが可能です。また、軽度の不妊症に対して、排卵誘発剤処方・タイミング療法指導も行っています。

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かゆみ、帯下異常

外陰部の皮膚トラブル、各種感染症に対応しており、子宮がんなどの検査も可能です。

更年期症状

症状やお悩みを丁寧に伺った上で他の病気ではないか鑑別を行い、更年期症状と診断された場合には漢方処方やホルモン療法など、患者様の状態やお考えに合わせた治療方針をご提案しています。

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子宮筋腫、卵巣嚢腫

大きさや場所、年齢などによって必要な治療内容が変わってきますので、超音波(エコー)検査や血液検査で定期的に経過を観察した上で最適な治療に繋げています。必要があれば連携医療機関によるMRI検査などを行う場合もあります。

乳房の診察について

当院では、産後の乳腺炎への対応を行っていますが、それ以外の乳房の診察は行っていませんので、あらかじめご了承ください。乳房に症状や異常がある場合には、乳腺外科を専門的に診療している医療機関の受診をお勧めしております。

よくある質問

生理中でも受診できますか?

生理中でも検査・診察できるケースと、生理中を避けて検査・診察が必要なケースがあります。判断に迷う場合はお気軽にお問い合わせください。

生理中でも検査・診察が
可能なケース

  • 経血の色・量などが普段と違う
    (色が薄い・濃い、量が多いなど)
  • 生理がいつもより長引いている
  • 生理痛に腹痛を伴う
  • 手術後の診察
  • 生理日を移動したい(早めたい、遅らせたい)
  • 避妊用ピルの臨時処方
  • アフターピルの処方
  • 妊娠中で出血がある
  • 外陰部のできものの治療

生理中を避けて検査・
診察が必要なケース

  • 避妊用ピルの定期検診
  • おりもの検査
  • がん検診(子宮・卵巣)
  • 性感染症検査(治療後の再検査を含む)

診察の流れはどうなりますか?

初診の場合、まずはお話を丁寧に伺う問診があり、次に超音波(エコー)検査によって腟内や子宮・卵巣などの状態を確かめるといった流れが一般的です。その上で、必要に応じて、内診、おりものや細胞の採取、腟内の洗浄、血液検査(腕からの採血)を行います。

内診ではどんなことをしますか?

内診は、医師が腟の中の状態を指診によって確かめる検査です。月経移動やアフターピル処方など、診療内容によっては内診が必要ないこともあります。また、超音波(エコー)検査を行うことで十分なケースもあります。

内診は痛くありませんか?

ほとんどの方はスムーズに受けて頂いていますが、不安がありましたら問診の際に遠慮なくお伝えください。痛みは個人差が大きく、さらに緊張してしまうと身体に力が入って痛みを強く感じてしまうことがあります。不安なく受けて頂くことが痛みのない検査に大きく役立ちます。

性経験がなく、内診に抵抗があるのですが、どうしても受ける必要がありますか?

腟内を診る必要がある場合には内診が必要ですが、子宮や卵巣の状態はおなかからの超音波(エコー)検査で確認でき、その場合は内診を行わずに診察できる場合もあります。必要な際にはMRI検査を外部に依頼します。当院ではお気持ちにできるだけ寄り添った診察を心がけています。内診は患者様が必要性に納得して受け入れて頂いた上で行っており、無理に内診を行うことはありません。抵抗感がある場合には遠慮なくお伝えください

シャワーや入浴していないと診察は受けられませんか?

受診前のシャワーや入浴は必要ありません。また、ビデなどによる洗浄も不要です。シャワーや入浴、ビデなどで洗浄してしまうと正確な検査結果を得られないこともあります。仕事帰りに受診して頂くなど、そのままの状態でお気軽にいらしてください。

診察・手術前に陰部の毛を剃る必要はありますか?

必要ありません。剃ったことによるカミソリ負けや除毛剤による赤みなどが残っていると皮膚の状態を正確に把握できず診断が困難になる可能性があります。陰毛の有無や濃さは診察に影響しませんので、気にせずにいらしてください。

婦人科検診ではどんなことが行われますか?

初めての婦人科検診では、問診でお話を伺った上で超音波(エコー)検査を行って子宮と卵巣の状態を確認し、筋腫・内膜症・卵巣がんの有無などを確かめます。重い生理痛や腹痛などがある場合、婦人科疾患が関与している可能性がありますので、こうした症状がある場合には保険適用で検査を受けられます。 婦人科検診では内診を行わない検査が可能な場合もありますので、ご相談ください。なお、性経験がある場合には、子宮がん検診として子宮頸部細胞診を行います。

婦人科検診は何歳になったら受けた方がいいですか?

婦人科検診に年齢制限は特にありません。生理が順調で特に症状やトラブルがなくても、性経験がある場合には、感染症予防や早期発見、子宮がん検診などのために定期的な婦人科検診を受けるようお勧めしています。

婦人科と内科など、受診する診療科を迷っています。どうしたらいいですか?

生理に関係した症状など明らかに婦人科受診が適切なケースでなければ、受診しやすい診療科にまずご相談ください。当院では内科疾患なども視野に入れて診察を行っておりますので、お気軽にご相談ください。

検査はどれくらいで終わりますか?

婦人科の検査は、ほとんどが1分から数分程度で終了します。なお、血液や採取した細胞などの検査を行った場合、7~10日、長くても2週間程度で結果が分かります。事前にご相談頂ければ検査結果をオンライン診療でお伝えすることも可能ですので、検査を受けた際にオンラインでの結果連絡希望の旨をお伝えください。